今までと違う感じ、新しいなと思った。
前職は日系航空会社のCAとして国内線で2年半、国際線で3年ほど勤めました。
もともと大学は教育学部で、高校の英語の教員免許を取得して先生になる予定でした。
ですが、アメリカへの1年間の留学経験と、幼い頃からの憧れから、方向転換をしてCAになることに。
CAになって5年ほど経ったときに、国際線を飛びたいという夢を達成し、リーダーも経験して満足してしまったんです。少し早かったかもしれないですが、次のステップに進みたい、且つ長く働きたいという思いから転職を考え始めました。
ただ、CAはなりたかった仕事だったので、それを辞めてまでやりたい仕事なのかという思いがあり、私の中で一歩踏み出せずにいました。
そんな中、トライオンのコンサルタントの仕事を見つけたときに「なんかちょっと今までと違う、新しい!」と思ったんです。
実際に面接の際に細かい仕事内容を聞いて、とてもわくわくしました。
CAの場合だと、1回に数時間のフライトでお客様と出会って別れる。継続的に関わるということがなかったので、長く誰かと付き合ってサポートしていくというのは自分の中で新しいなと感じたんです。
私が大学時代に学んだこと、前職でのサポート職の経験、そして得意の英語を生かしたイングリッシュ・コンサルタントという仕事はまさに私の求めていたものでした。
密度の濃い関わりで、同僚や受講生から学ぶ日々。
受講生や同僚、講師たちから様々なことを学んで成長する毎日です。
入社前の不安点は、実は人間関係だったんです。前職のCAはすごく独特で、毎日新しい人と仕事をして、「初めまして、さようなら」という感じだったので、人間関係に難しさがありました。でも、トライオンに入ったときに、不安は一気になくなりました。コミュニケーションが取りやすくて、先輩・後輩関係なしに意見が言い合える環境、また密度の濃い関わりができるのは、これまでにはなかったことなのでとても魅力的でした。
例えば、日々のミーティングでの連絡事項に、それぞれが相談事を持ちかけたり、上手くいった事例を報告しあったりしています。年次関係なく誰かの意見に誰かがすぐに反応して話し合うというのが当たり前の雰囲気で、とてもチームワークがいいんです。
同僚には、包み込むタイプやぶれずにロジカルに話すタイプなど様々なキャラの人がいます。加えて、バックグラウンドや英語を身につけた過程も、それぞれ異なるので多種多様なノウハウがあります。皆違うことが前提であるし、目指すゴール・向いてるベクトルは一緒なので、意見や考えが異なっていても発信しやすいし受け入れやすいのかもしれません。
また、受講生もお一人お一人性格や事情が違います。気持ちの面からサポートをする人、具体的な指導が必要な人など、どういうアプローチが響くのかを連絡を取り合う中で日々理解していきます。
1対1の関係性のなかで重要なのは、自分を出すということです。
1年間という決して短くない時間を共に、目標に向かって突き進んでいく中で、ある程度自分のことを出していかないと続かないなと感じています。受講生の方から点数が下がったという報告が来たら私も一緒に落ち込んでしまって、逆に、上がったという良い報告の場合は一緒にわーって喜んでいます。なので、1日の中で仕事中に喜怒哀楽があります。
自分らしさを出しながら、受講生の方とうまく付き合い、でもなれ合いになりすぎてしまわないよう。バランスが難しいですが、そこも含めて日々成長できていると思います。
私にとってこの職場はパワースポットのような場所。
コンサルタントはお昼の12時半と遅めの出社で朝は比較的余裕があります。調子がいい日は(笑)、起床して遅めの朝食をとって支度をした後、今興味のあるアロマ検定の勉強をしています。私の職場では、お弁当派の人が多いので、私も前日の夜にお弁当を作っておきます。そして、出社して少し仕事をしてから、15時頃にランチタイム。オフィスは綺麗でオシャレなので外に出ることは少ないですね。
入社当初、慣れるまでの期間は残業もありましたが、現在は忙しい日でも30分ぐらい残業する程度でとても落ち着いています。
自分に余裕があるときは、手伝いますかと声がけすることも。同僚には、どんなに仕事が多い日でも必ず定時に退社し残業ゼロのすごい人がいるんです。彼は常に、何か手伝うことありますかと周囲を気にかけてくれます。私と同期が入社間もない大変な時期にも、机の上に置いておいた書きかけの資料の空白を、知らぬ間に埋めておいてくれたこともありました。同僚にはとても助けられています。
また、私の職場には独特の制度「集中タイム」があります。集中しないとまずいなというときは席に集中タイムという札を置いたり、空き部屋に移動して仕事をしたりします。1人になれる環境があるのは嬉しいです。この他にもたくさんの個人のアイデアが採用・導入されて日々に生かされています。
帰宅してからは、お風呂をためている間に夜ご飯を作って、同時に明日のお弁当作り。前職のCA時代は、フライトとフライトとの間に支給されたお弁当を急いで食べていた経験から、お弁当作りは自分の健康のため、それとお金の節約のために毎日続けています。
皆でアイデアを出し合い、円滑なコミュニケーションが取り合える働きやすい環境。そして、受講生のモチベーションも高く自分自身も学べることが日々多くあります。私にとってこの職場はパワースポットのような場所です。